BOTOX

ボツリヌス毒素膀胱壁
注入療法
(ボトックス療法)

頻尿・尿失禁でお困りの方へ
ボツリヌス毒素膀胱壁注入療法
(ボトックス療法)がおすすめ!

トイレに何度も行きたくなり、我慢ができない。

夜間に何度も起きてトイレに行くため、睡眠が浅くなる。

ご日常生活の中で尿意を我慢できず、漏れてしまうことがある。

上記のようなお悩みがある方は、
とねり腎泌尿器クリニックへ
お越しください。

経験豊富な泌尿器科専門医が
適切に判断し、
最適な治療方法を提案致します。

ボツリヌス毒素膀胱壁注入療法(ボトックス療法)について

当院では、難治性過活動膀胱に対する新しい治療法として、ボツリヌス毒素膀胱壁内注射療法(ボトックス療法)を実施しています。過活動膀胱は、切迫性尿失禁や頻尿、尿意切迫感などの症状を伴い、40歳以上の日本人の約12.4%が経験していると言われています。従来の内服治療で効果が不十分であったり、副作用により継続が困難な場合、この治療が有効です。
ボトックス療法では、膀胱壁に直接ボツリヌス毒素を注入します。局所麻酔下で専用のシステムを用い、膀胱壁内に0.5ml〜1mlのボツリヌス毒素を20〜30箇所に分けて注入します。この治療は日帰りで可能で、一度の注入で効果が約6ヶ月持続します。効果が減弱した場合も、3ヶ月以上の間隔を空けることで繰り返し治療が可能です。内服治療が困難な方にとって、安心して取り組める新しい選択肢です。

ボトックス膀胱壁内注入治療のメリット・デメリット

ボトックス療法のメリット

・即効性があり効果が高い:施術後、比較的早期に症状改善が見られる。また、内服薬や膀胱訓練に比べて、効果が高いことがある。

・治療効果が持続する:一度の施術で4~8ヶ月間、症状の改善が期待できる。

・日帰りができる:入院不要で施術を受けることができる。

・薬剤治療が難しい場合の選択肢:内服薬の副作用や効果不足で悩む患者さんに適している。

ボトックス療法のデメリット

・注射による軽い痛み:膀胱壁に多数の注射が必要で、軽い痛みや不快感を伴う可能性がある。

・局所麻酔が必要:麻酔による僅かなリスクがあるため、経験豊富な医師による治療が必要。

・治療適応の制限:一部の疾患や重度の膀胱機能障害には適用できない場合がある。

治療にはさまざまな方法があり、それぞれにメリットやデメリットがあります。そのため、当院では患者さん一人ひとりの状況に合わせた最適な治療法を提案することを重視しています。また、治療を開始する前に、内容やリスクについて丁寧にご説明し、患者さんに十分理解をいただいた上で進めることを大切にしています。安心して治療に取り組んでいただける環境づくりに努めています。

ボトックス療法の流れ

1治療のご相談

診察時に患者さんの症状やお困りの内容を詳しくお伺いします。その上で、ボトックス療法の適応があるかを判断し、治療の流れやメリット・デメリット、リスクについて詳しくご説明します。患者さんに十分ご理解いただき、納得していただいた上で治療を進めます。

2検査と治療の準備

治療を行う前に、膀胱の状態を確認するための検査を実施します。膀胱機能や感染症の有無を確認し、治療に問題がないかをチェックします。また、治療当日に向けて必要な注意事項をご案内します。

3ボトックス療法の実施

局所麻酔を施した後、専用の器具を用いて膀胱壁にボツリヌス毒素を20~30箇所に分けて注入します。治療時間は約30分程度で、日帰りでの対応が可能です。施術中の痛みは最小限に抑えられるよう配慮しています。

4治療後の経過観察

治療後は、短時間安静にした後、問題がなければそのままご帰宅いただけます。効果は数日で現れ、約4〜8ヶ月持続します。効果が弱まった際には3ヶ月以上の間隔を空けて再治療が可能です。定期的な診察で経過を観察し、必要に応じた治療計画をご提案します。

監修医:とねり腎泌尿器クリニック院長

木村 章嗣

経歴

泌尿器科医/医学博士/日本泌尿器科学会専門医・指導医
ウィーン医科大学泌尿器科リサーチフェロー
東京慈恵会医科大学泌尿器科講師
東京慈恵会医科大学附属柏病院泌尿器科講師診療医長

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とねり腎泌尿器クリニック

住所東京都足立区舎人1-11-17 第3横田ビル2階

診療科目泌尿器科

休診日水・日・祝

診察時間
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